東京、首都圏エリアから国内および海外へ移動する際に利用する空の玄関・羽田空港。今回は、国際線の発着もはじまり、国内外の移動で利用する人が多いであろう第2ターミナルでの過ごし方についてご紹介します。
羽田空港第2ターミナルの基本情報とアクセス
筆者は沖縄へのフライトに備えて、ゆとりをもって2時間前に空港に到着。空港までの移動には京急線を利用しました。ホームの片サイドはJALなどが発着する第1ターミナル（赤色の標識）、逆サイドはANAなどが発着する第2ターミナル（青色の標識）となっていますので、電車から降りたら目指す方向を確認するようにしてください。
チェックイン前に立ち寄りたい！おすすめスポット＆グルメ
無人お土産店「ANA FESTA GO」でスムーズにお買い物
改札を抜けて少し進むと、左手にANAが運営する「ANA FESTA GO」という無人店があります。首都圏のお土産などが販売されているのですが、基本的には無人となっていて、自分で決済をする形式です。コンパクトな店舗で、無人なのでお土産を買いたいが時間があまり無いという方にはおすすめです。
手軽に食事を済ませるならB1Fのフードコートで
なお、同じフロア（B1F）には牛丼、天丼、ハンバーガーなどのチェーン店がたくさんあります。出発エリアより上の階にはこういったタイプの店舗があまり無いのでサクッと食事をしたい方はこのフロアで済ませてしまうと良いでしょう。
チェックインと出発前の準備エリア情報
B1Fの中央にあるエスカレーターに乗って、国内線出発フロアの2Fに上ります。ちなみに国際線の場合は、中央のエスカレーターではなく、（京急線エリアから来て）右手奥のエスカレーターを使うことになりますのでご注意ください。
2Fに着くと、左手にA、B、右手にC、Dのチェックインカウンターがあります。案内板を見て、自分が乗る便のカウンターを確認してください。なお、保安検査場も左右それぞれにあります。どちらかが混雑していても、もう一方が空いていることもあるので一度確認してみるのも良いかと思います（中で繋がっているので、どちらから入っても問題ありません）。
チェックイン後に楽しめるグルメ＆施設紹介
子連れに嬉しい！2F中央のキッズスペース
チェックインを済ませて、身軽になったら食事や買い物を楽しみましょう。ここで１つ、お子さま連れの方向けの情報です。2F中央にキッズスペースがあるので、大人の予定前に少し遊ばせたいなという場合はこちらを利用すると良いかと思います。
名物ロールキャベツシチューが味わえる「新宿アカシア」
ゆっくり食事を取りたい方は、3Fか4Fがおすすめ。和食、洋食、中華など多種多様なレストランが揃っています。今回筆者が訪れたのは、4Fにある「新宿アカシア」。発祥の地・新宿の他、東京と横浜に3店舗あるのですが、その1つが羽田空港にあります。名物のロールキャベツシチューをはじめハヤシライス、カレーなど洋食の定番を味わうことができます。
今回いただいたのは、名物ロールキャベツシチューとハヤシライスのセット。早速ロールキャベツシチューを食します。写真の通り、よく目にするロールキャベツとは少し異なります。チキンベースのシチューが掛かっており、色が白く、とろみがあります。正直、このシチューだけでもご飯が進んでしまうので、ハヤシライスやカレーとセットにする際は食べる配分にご注意ください。ロールキャベツ自体はしっかりと煮込まれており、キャベツが非常に柔らかい。そして中のお肉はボリュームたっぷり。とても満足感がありました。その上、一緒に頼んだハヤシライスもお肉がゴロゴロと入っていたので、少食気味の筆者は満腹となりました。
仙台名物ずんだシェイクも楽しめる！
食事を終えて、出発フロアに戻ろうとしていると、筆者の地元である仙台市の名物・ずんだシェイクが売られているのを発見。地元のスイーツが羽田空港で売られているのが嬉しくついつい1杯買ってしまいました。仙台駅などと同じくサイズも選べるので、食後のデザートにおすすめです。
時間があるなら行きたい！展望デッキでのんびり
食事や買い物を済ませた上で、さらに時間にゆとりのある方には5Fにある展望デッキがおすすめです。天気が良ければ、コーヒーやずんだシェイクを片手にベンチに座って、飛行機の発着を眺めることができます。検査場前の誰でも入れるエリアですので、フライトが無い時にフラッと立ち寄って、ゆっくりするのも良いかもしれません。
まとめ｜羽田空港第2ターミナルを”待ち時間も楽しめる場所”に
以上、羽田空港第2ターミナルでの過ごし方をご紹介しました。今回紹介できなかった飲食店やお土産店もたくさんあるので、機会があればまた記事にしたいと思います。空港には空港ならでは魅力がありますので、時間にゆとりがある際は2、3時間前に到着して、楽しんでみてはいかがでしょうか。
