海外旅行の計画を立てるうえで、ゴールデンウィークは絶好のチャンスです。長期連休を活かして非日常を体験できる海外旅行は、多くの人にとって春の最大の楽しみの一つ。
では、2025年のゴールデンウィークには、どの国が人気なのでしょうか？
本記事では、20代～60代の男女478人に実施した独自アンケート調査をもとに、「GWに行きたい国ランキングTOP5」をご紹介します。旅行先の魅力だけでなく、現地で気をつけたいポイントや観光計画に役立つ情報も合わせて解説。これからゴールデンウィーク旅行を検討する方の参考になれば幸いです。
ゴールデンウィークの海外旅行トレンド
2025年のゴールデンウィークは、土日と祝日、有給を上手く組み合わせることで最大11連休が可能となる大型連休です。円安傾向が続いているものの、円高時期に比べて慎重に費用対効果を見ながら「満足度の高い旅」を求める傾向が見られます。また、最近では「現地での過ごしやすさ」「治安」「食事の相性」「日本語の通じやすさ」などが旅行先選びの基準として重視されており、距離だけでなく、初めての海外でも安心できるかどうかも判断基準の一つになっています。
GWに訪れたい国ランキング”TOP5″
第1位：ハワイ（93票）
王道人気が根強い“楽園”ハワイ。誰もが一度は行きたい南国リゾートの定番
日本からのアクセスもよく、時差も比較的少ないハワイは、世代を問わず根強い人気を誇ります。オアフ島・ホノルルを中心に、美しいビーチや絶景トレッキング、ショッピングモール、グルメまで揃っており、誰でも安心して楽しめる観光地です。特に家族旅行・新婚旅行の行き先として高い支持があり、日本語が通じるお店やスタッフも多いため、初めての海外旅行先としても選ばれやすい傾向にあります。
気を付けたいポイント
・物価が高めのため、事前の予算管理が大切
・人気のレストランやツアーは早めの予約を
・紫外線が非常に強いため、日焼け対策は必須
第2位：台湾（62票）
“近くて深い”アジアの人気観光地。グルメと人情が魅力の台湾
フライト時間はわずか3〜4時間と、日本から最も近い海外の一つでありながら、文化・食・景観などに独自の魅力が詰まった台湾。台北では夜市や小籠包などのB級グルメが楽しめ、九份や台中など周辺都市への小旅行も可能です。また、親日的な国民性で日本語を話せる人も多く、地下鉄や公共交通もわかりやすい点が初心者にも安心。LCC（格安航空会社）の便も多く、コスパ重視の旅行者にも人気です。
気を付けたいポイント
・飲み物に氷が入っていることがあるため、衛生面に敏感な人は注意
・現地では現金しか使えないお店もあるため、小額紙幣の用意を
第3位：韓国（50票）
流行発信地ソウルでショッピングとグルメ三昧！週末旅行でも満喫できる距離感が魅力
韓国は特に20～30代の女性を中心に人気が高く、ソウルでは明洞・弘大・カロスキルなど、おしゃれなカフェやコスメショップ、ファッションアイテムが立ち並びます。マッサージやエステも手軽に受けられるため、美容目的の旅行先としても注目されています。また、食事は辛いものだけでなく、サムギョプサルやチヂミなど日本人の味覚にも合うメニューが豊富。比較的リーズナブルに充実した旅行が楽しめる点も魅力です。
気を付けたいポイント
・屋台や市場の食事では辛さに注意（オーダー時に控えめを伝えると良い）
・地下鉄の交通カード（T-moneyカード）は事前にチャージを
第4位：アメリカ本土（40票）
アメリカ人気再燃！ロサンゼルスは“大谷翔平ブーム”で旅行熱も上昇中
今年のアンケートでは、アメリカ本土を希望する人のうち、多くの人がロサンゼルスを行き先に挙げています。背景には、MLB・ドジャースに所属する大谷翔平選手の影響が大きく、現地での試合観戦を目的に旅行を計画するという人も多いのではないでしょうか。ロサンゼルスは野球観戦以外にも、ハリウッドやビーチリゾート、ユニバーサル・スタジオなど観光資源が豊富。車社会のため、レンタカーを利用しての郊外観光もおすすめです。
気を付けたいポイント
・都市によっては治安に差があるため、夜間の行動は注意が必要
・移動距離が長いため、効率的なスケジュール設計を
第5位：オーストラリア（31票）
自然と都市が融合する人気エリア。安心・安全なファミリー向け海外旅行にも最適
オーストラリアは、ゴールドコーストやケアンズ、シドニーなど都市ごとに異なる魅力を持つ国。グレートバリアリーフでのシュノーケリング、コアラやカンガルーとの触れ合い体験、雄大な自然風景を楽しめる国立公園など、アウトドア派にはぴったりです。時差がほとんどないため体の負担が少なく、英語圏ということもあり教育旅行や親子留学の目的地としても選ばれています。
気を付けたいポイント
・季節が逆転しているため、気候の確認と服装準備が重要（GWはオーストラリアの秋）
・公共交通の本数が少ない地域もあるので移動手段の確認を
その他の人気旅行先
今回のアンケートでは、TOP5に入らなかったものの、一定数の支持を集めた国や地域も多数見受けられました。
たとえば、ヨーロッパ圏ではイタリアやフランス、スペインといった芸術・歴史・グルメを楽しめる国々が注目を集めており、まとめて休みが取れるタイミングで訪れたいという人は多いようです。
また、グアムやサイパンなどのミクロネシア地域は、比較的短時間で行けるリゾート地として、家族旅行や弾丸旅の行き先として人気をキープ。さらに、タイやベトナムといった東南アジア諸国も、物価の安さや親しみやすい食文化から、多くの票を集めていました。
eSIMを使ってGWの旅行をもっと快適に
海外旅行で意外と見落としがちなのが「通信手段の確保」です。観光地の情報検索、Googleマップでの移動、翻訳アプリでの会話、SNSでの写真投稿など、スマートフォンは旅先で欠かせない存在となっています。そこで注目されているのが「eSIM（イーシム）」です。物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、スマートフォンにQRコードなどでプロファイルを読み込むだけで現地通信が使えるようになるため、到着後すぐにインターネット接続が可能です。
eSIMのメリット
- 渡航前に通信環境を整えられるため、現地でSIMを探す必要がない
- 空港や現地店舗での長時間の手続きが不要
- データ専用プランが豊富で、旅行日数に応じて柔軟に選べる
- ヨーロッパや東南アジアなど複数国対応プランもあり、周遊旅行にも便利
たとえば、アメリカ本土・ハワイ向けには「アメリカ専用eSIM」、台湾・韓国などは「アジア周遊eSIM」、イタリアなどヨーロッパ圏を複数巡る場合は「ヨーロッパ周遊eSIM」など、旅行先に応じた専用プランが展開されています。
※利用前には、ご自身のスマートフォンがeSIM対応端末かどうか、設定方法を事前に確認しておきましょう。
まとめ
2025年のゴールデンウィークに行きたい国ランキングでは、ハワイ・台湾・韓国・アメリカ本土・オーストラリアがTOP5にランクインしました。それぞれに魅力的な観光資源があり、旅のスタイルに合わせて選べるラインアップとなっています。
人気の行き先には「直前になると航空券が高騰する」「ホテルが埋まる」などの傾向もあるため、早めの計画が肝心です。
また、旅の快適さを左右するのが「通信環境の準備」。特に海外では、スムーズな移動・安心な連絡手段・情報収集に欠かせないスマホの通信手段を事前に整えておくことで、トラブルのない、充実した旅が実現します。eSIMを活用すれば、現地で迷わずネットが使える安心感が得られ、旅がもっと自由に、もっと身軽になります。
このゴールデンウィーク、あなたはどの国へ旅しますか？
快適な通信環境を味方に、最高の海外体験をスタートさせましょう。
